カナダBC州には数多くのキャンプ場があり、いろんなタイプのキャンプサイトがあります。
予約すると言っても、行ったことなかったら、どうやって予約してキャンプするのかわかりませんよね。
キャンプ場によっては、サイトに電源がついていたり、シャワーがあったりする便利なところもあります。
そういう場所は、予約の競争率がものすごく高く、朝7時の00秒にクリックで、取れなかったということは、よくあること。
人気のコンサートチケットの予約と似てますね。
では、BC州のキャンプ場の種類やの予約方法を紹介していきます。
カナダBC州のキャンプ場ってどんな感じ?
BC州には、たくさんのキャンプ場があり、BC Parksの予約サイトから見ると、たくさんのキャンプ場が出てきます。
その中で、私がいつも利用するキャンプ場は、アリスレイクというところ。
バンクーバーから北に1時間ちょっと行ったところにあり、水遊びもできる湖のすぐそばに、キャンプ場です。
設備が整っているので、バンクーバー近郊でかなり人気のキャンプ場です。
アリスレイクキャンプ場
アリスレイクキャンプ場は、駐車場付きのキャンプサイトが96箇所と、ウォークインといって、駐車場なしのキャンプサイトが12箇所あり、とても人気のあるキャンプ場です。
このアリスレイクキャンプ場は、水洗トイレはもちろん、シャワーに電源プラグと、設備が整ってます。
スコーミッシュという街から車で5分なので、いざとなったら、食料調達はいつでもOK。
と、大変便利なので、大人気のキャンプサイトとなっており、予約を取る競争率はかなり高いです。
ここ以外にも、バンクーバー近郊だと、Golden Ears Parkというところがアリスレイクよりも大きなキャンプ場となっており、こちらも人気があります。
実際のキャンプサイト
森の中にあって、キャンプサイトの部分だけ、平らに整地されてます。周りは高い木に囲まれていて、とーっても静か。
なんて、思ってたんですが、実際行ってみたら、びっくり。
キャンプサイト、丸ごと日陰じゃん!木に囲まれてて素敵!
むしろ、寒いくらいです。夏だけど、ダウンジャケットが必要。
キャンプ場の種類
キャンプ場を予約するにも、なんだかいろいろな種類があります。
キャンプ場の種類は、ざっくり4種類。
種類 | 説明 |
Frontcountry camping | 車でキャンプサイトまで行けるキャンプ場のこと |
Backcountry camping | 車ではキャンプサイトまで行けないところ(歩き・ボート・馬などでのみアクセスできる) |
Double site (BC州のみ) | 4家族まで入れるキャンプサイト(駐車場あり)2サイトを同時に予約ができる |
Group sites |
2家族まで入れるキャンプサイト(駐車場あり) |
First come, first serve |
予約ができないサイトで、当日最初に来た人が泊まれるところ |
Walk-in camping |
車を置く場所がサイト内になく、テントをはるのみのサイト |
Group camp site | パーティサイズのキャンプサイトで最低大人15人と子供12人の滞在が必要となる(コロナ対応で変更あり) |
Serviced campsites |
RVやトレイラー用の電源をつなぐものが装備されており、水まわりも整っているところ |
Unserved campsites |
上記とは反対に、そのような設備がないところ |
私が今から説明していくのが、Frontcountry campingのServiced campsiteとなります。
現在、コロナ対応で、泊まる人数などのルールは少し変わっています。(2021年6月現在)
キャンプ場の主なルール
キャンプサイトの詳しい情報は、こちらから見れます。全部英語。
予約や、ルールなどいろいろな説明が書かれています。
主なルールを説明すると、
- 予約は、4ヶ月前から開始される。(コロナの状況で、今は2ヶ月前から)
- チェックインは午後1時から。チェックアウトは、朝11時。
- キャンプ場の料金説明
- ダブルサイトとは2家族分のサイトを、一緒に2セット予約ができるところ。4家族まで入れます。
- 連休中の最低宿泊日数は3泊
- 最大拍数は14日。場所によっては、7日。
- 遅れて到着や、来なかった場合は、キャンセル扱いとなる。
- キャンセルや変更について(変更するには6ドルの手数料がかかる)
キャンプ場予約方法
まず、選ぶべきものは、場所と日程。
特に、日程が決まらないと、予約するタイミングもわかりませんので。
基本的には、予約ができるのは、滞在する日の4ヶ月前の朝7時が開始時間です。
2021年6月現在では、コロナウィルスの影響で、2ヶ月前から予約ができるようになっています。
例えば、滞在したいのが、8月1日ならば、2ヶ月前の6月1日の朝7時からが予約開始となります。
予約サイトからの予約手順
- まずは、BC Parksのキャンプ場予約サイトBC Parksのキャンプ場予約サイトへ行きます。
- あらかじめ、アカウントを作っておき、ログインしておく。クレジットカードも手元に。(予約画面に入ってから、もたもたしていると、すぐにスポットがなくなってしまうため。)
- パークの名前・日にち・泊まる日数を入れて、Searchをクリック。
- 次のページでは、予約ができるところは緑色になっています。この緑をクリック。
- 朝7時直前の時は、緑のボックスに斜線が入っているので、7時と同時に、キャンプサイトの番号ボタンをとにかく押します。
- すると、予約の画面が出てきます。Reserveをクリック!
- あとは、情報を入れて、クレジットカードで、支払いをすれば、予約完了。後で、メールが送られてきます。
混み合う週末のスポットを予約する朝の7時00分01秒には、あっという間に全て埋まります。
ただ、私もよくやるのですが、友達と一緒に手分けして予約を行います。
7時と同時に友達と連絡をとって複数のサイトが取れた場合、一番いいサイトだけを残して、他のとれたサイトを手放すこともあります。
そのため、7時10分くらいまでは、一度予約不可になったところでもポンと空きが出たりすることもあるようです。
10分くらいは様子を見ていれば、チャンスは残ってる可能性ありですよ!
キャンプ場の1泊あたりの値段
そのキャンプ場によって値段が変わります。
キャンプ場によって、水洗トイレがあるかないか、シャワーがあるかないか、電源が使えるかどうか。
設備が異なるため、値段が違います。
一番安いキャンプ場で、ひと家族(テント)あたり6カナダドルで、最大が18カナダドルとなっています。
キャンプ場の設備
それぞれのパークのウェブサイトから確認することができます。
サイトに行って→確認したいところは、トイレ、水、シャワー、電源、キャンプファイヤーあたりでしょうか。
こちらのサイトから、調べたいパークを選択して、少し下にスクロールすると、Facility Available at Parkという項目があるのでそれをクリック。
するとそのパークで使用可能な設備の情報がのっています。
もしくは、キャンプ場予約サイトのページから、Park Infoを選択してから、Facility Available at Parkへいくことも可能。
そのときの山火事の発生状況で、キャンプファイヤーが禁止されている場合もあるので、要チェックです。
実際にキャンプをする時の流れ
- 初日はランチを済ませてから、午後1時くらいには到着する
- ついたら、まずは湖や散歩などしたりくつろぐ。
- 夜ご飯の前までに、テントをはる
- 夜ご飯を食べ寝る
- 翌日朝ごはん→遊ぶ→ランチ→遊ぶ→夜ご飯→寝る
- 滞在日数により、⑤を繰り返す。
- 最終日の朝ごはんを食べ終わったら、テントなど全て片付ける
- 11時にはチェックアウトして終了
テレビ・スマホ・タブレット全てのスクリーンから解放され、自然を楽しみながら、優雅な時間を過ごします。
必要なキャンプ用品
必須となるもの
- テント
- 寝袋
- 食べ物
- コンロ
- 調理道具
- 食材
- ランプ
あったらいいもの
-
- 寝袋の下に引くマット
- ハンモック
- 水遊びの道具(ボート・カヤックなど)
- ウォーキートーキ(トランシーバー、子供がとても楽しみます。)
テントは欠かせないですね。 | |
コンロも必需品! |
最後に
キャンプをするとなると、キャンプの道具を揃えるだけで、大変なのに、予約をするのも至難の業。
キャンプ場につくと、みなゆったりと過ごしていますが、あの日の7時に画面に向かってサイト予約で勝ち残った人だけがここにいるんだと思うと、想像つかないです。
準備や後片付けが大変ではありますが、自然をこれだけ満喫するためなら、がんばれます!
子供にとっても、自然とふれる大チャンス。みな大喜びですしね。
スクリーンから解放されて、自然と触れ合い、優雅に過ぎる時間をゆっくり味わう。
暗くなったら寝る、明るくなったら起きる。人間の原点に戻れる体験は、いろんなことを学べます。
予約さえ乗り切れば、あとは楽しむだけ!
ではこの辺で。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。